消費者金融会社って昔からあるんですよね。それを感じたのはテレビドラマを見ていて江戸時代のドラマで金貸しのシーンがあったんです。それに消費者金融会社は元々は高利貸しだったんですよね。消費者金融会社って貸金業法ですよね。現在の金利は過去の歴史と共にどう変わって来ているんですか?

法改正されて時代と共に金利は安くなって来ています

金貸しというくくりでまとめると確かにずっと昔からある職業ですが、消費者金融会社としての歴史は意外と浅いんです。その消費者金融会社の一番最初の原型は1929年と言われています。そして1954年に出資法という法律が制定されましたが、その時に定められた法定金利で、これ以上利息をとってはいけないという上限の金利は、なんと驚くべきことに109.5%という高金利でした。それが合法とされていたんですから現代の貸金業法の規定と比べると無茶苦茶な数字です。
(⇒消費者金融の上限金利に関するおすすめ記事はこちら

そして出資法は、時代と共に改正されて行き、金利は徐々に引き下げられて行きます。1973年に73%、1956年に54.75%、そして1991年に40.00%となりました。その頃は、消費者金融会社の業績は相当良かったと言われています。景気の悪化もありましたが高金利という事も大きな理由の一つです。悪い言葉で言えば消費者金融会社が、ぼろもうけ出来ていた時代です。

そして2000年になると出資法も29.2%まで下がりましたが、まだまだ高金利でした。この頃、利息制限法の上限金利の20%と出資法の29.2%の間の金利が違法なのに罰則がないグレーゾーン金利として問題になって来ていました。そこで過払い金返還訴訟、さらに2016年のグレーゾーン金利の撤廃と続きます。そして現在は出資法で20%、利息制限法で20%という風に統一された為、消費者金融会社の上限金利は20%以上は、取っては行けない事になりました。

しかも利息制限法では利用限度額によって三段階に金利が決められています。借入金額によって10万円までは20%、10万円以上100万円未満の場合は18%、100万円以上の場合は15%と決められているのです。

この為、消費者金融会社はかってのような暴利をむさぼるような事が出来なくなって、営業方針は大きく変わりました。大手消費者金融会社の多くは銀行と資本提携して合併したり、銀行の子会社になるなどして資本の強化を図りながらイメージアップを図ったのです。

今では大手の消費者金融会社の中で純粋な消費者金融会社は1社だけです。カードローンは無担保で保証人なしの信用貸しという特性がありますから基本的に元々高金利なんです。それでも最初の頃の109.5%の金利と比べると現在の20%という金利は相当低い金利にはなっています。

さらに総量規制が出来てから消費者金融会社には過当競争になっています。そういうカードローン業界の時代の流れと特徴を知って上手に活用できれば消費者にとって有利な時代になりつつあると言えます。つまり頭を下げて借りる時代ではなくなっています。つまり売り手市場では無く買い手市場になっていると言えます。だから、カードローンを利用する時は丁寧にいい会社を選べばいいという事ですね。

消費者金融の金利設定の歴史をまとめました

消費者金融は古くは街金とも呼ばれ、金持ちが貸し出して金利を付けて返済させたのが始まりです。その後、会社組織となったり、数人でグループで行う、個人で行うなど、法的に制限が生まれるまでかなりの人数が現金の貸出業に従事していたいと考えられています。法的な制限が甘かったこともあり、消費者金融の金利は法外な設定となることも少なくなく、また、罰則が緩かったことで法律での制限を越えた金利設定も普通に行われていました。

一部ではトイチと呼ばれるほど高い金利にしている悪徳業者も存在したとされます。消費者金融の金利の歴史は社会問題として認知されるまでの暗黒の時代から法的制限が厳しくなり、貸金業が許可制になったこと、隠れて貸金業を行っていたものを厳しく取り締まったことなどで改善され、現在では安心して利用できる金融機関の次の金融業として評価が上がっています。

現在の消費者金融は法的に制限されており、特に総収入の3分の1を超える現金を貸してはならないという制限によって生活を壊すほど無理な貸出を禁じられ、適正な貸出に制限されたことが一番効果的だったと言われています。

また、会社として残っている消費者金融はほとんどが金融機関からの資本を受け入れ、また、多くが金融機関の傘下に収まっています。これによって無茶な貸付、取り立てを防ぐことに加え、社会的に認められる組織に変わることを求められています。

このような組織改革、法的制限によって、怪しい貸金から節度を持った消費者金融へと生まれ変わっており、現在では、金利を法的な制限ぎりぎりに設定するのではなく、利用しやすくするために敢えて低く設定したローンやキャッシング・サービスを用意したり、年齢や職業での審査上の不利をなくして広くりようできるようにするなど、安心して利用でき、生活スタイルに合わせた返済方法が取れるサービスを提供することで、広く社会に貢献できる会社として変革を続けています。
(⇒人気の消費者金融はどんな会社?

【参考ページはこちら】
消費者金融の法廷内金利について教えて!