消費者金融って、利用条件が20歳からという所ばかりですよね?20歳が成人と未成年の境目なのはわかるんですけども、パチンコなんかのギャンブルは18歳からでもできたりするじゃないですか。消費者金融の年齢制限には、何か法律で決まっていることでもあるんですか?

20歳からという法の制限はありませんが、リスクが大きいんです

意外に思われるかもしれませんが、消費者金融を利用できる年齢を具体的に指定している法律はありません。なので、20歳未満の方でも消費者金融側が「貸しますよ」と言えば借りることができることにはなっています。現に学生ローンとか、クレジットカードの家族カードなどでは、未成年でもキャッシングができるものもあったりしますからね。

では、なぜほとんどの消費者金融は利用条件に「20歳以上」を真っ先に掲げているのかが気になりますよね?実は、「何歳からでなければ契約をしてはいけない」といったような法的制限はありませんが、「未成年の取り交わした契約は、取り消しをすることができる」という法律があるんです。

「六法」という言葉を見たことはありますか?憲法・民法・商法・刑法・民事訴訟法・刑事訴訟法の6つの法律は、日本の法律の中でも基本中の基本とされ、この中にある「民法」に未成年者の法律行為や契約について記載があります。細かな問題は置いておいて、ざっくりと説明すると、未成年者が行なった契約や法律行為は親権者(保護者や法定代理人など)が取り消すことができることになっているんです。

契約したはいいものの、その後に契約を取り消されてややこしいことになるリスクを負うくらいなら、未成年者とは契約しないのが最善のトラブル回避法でしょう。契約が取り消しになると、貸したお金が全額返ってこない可能性も出てきたり、領収した利息は返還しなければいけなくなったりなど、細々とした法律上のトラブルが発生する可能性が高くなります。

そんなことにコストをかけるなら、最初から貸さないのが一番なのは言うまでもないでしょう。これが、ほとんどの消費者金融が20歳以上を対象にしている理由です。

法律で年齢によっては消費者金融は利用できないの?

消費者金融は、基本的には未成年者にお金を貸すことはできません。これは、法律(民法)で定められている「契約」に関する条項で、未成年者は契約を行うことはできないとなっているためです。もちろん、親権者の同意がある場合はその限りではありません。

しかし、年齢によって制限されているというわけではありません。これはどういうことかというと、20歳になっていなくても、「未成年」という範疇でなくなる場合があるためです。

「未成年」とは、通常は20歳未満のものを指します。しかし、例外的に、結婚しているものについては、法的に成年と認められることとなっています。したがって、20歳に満たないからと言って、絶対に消費者金融から融資を受けられないということではありません。20歳に達していなくても、結婚していれば、成年として契約が可能とみなされますし、返済能力を証明できれば、十分に融資を受けることができます。

では、もし未成年者が契約をしてしまった場合はどうなるのかというと、むろん契約は未成立となります。いったん契約が完了したとみなされ、融資を受けたとしても、契約者が未成年であったことが明らかになった場合は、契約が無効ですから、すべての融資を元通り返済しなければなりません。しかも、通常の契約と違って、返済計画に則った返済ではなく、契約無効による一括返済が求められる可能性があります。

ただし、親権者の同意があり、未成年であっても返済能力があるとみなされれば、融資を受けられる可能性がありますので、20歳未満であっても融資を受けたいと思う人は、自分の条件や状況でも融資可能な金融機関を探してみるとよいでしょう。

また、学生ローンなどは、本人に収入があまりなくても、親権者の同意があり、学資のためであったり、学生生活のためである場合は審査を通りやすいところが多いという利点があります。もし、学業のために融資してほしいという場合は、学生ローンがおすすめです。

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