昔、ワイドって名前の結構有名な消費者金融があったと思うんですが、いつの間にか消滅してしまったみたいですよね?ある程度名の知れた消費者金融が、どのような経緯を辿っていったのか、簡単にでいいので教えてもらえませんか?

大手の子会社、さらに売却、社名変更の末、廃業したと思われます

株式会社ワイドについては、消費者金融準大手としてある程度の知名度を誇っていました。筆者の記憶が確かならば、テレビコマーシャルもやっていたように思います。そんなワイドの最初の転機は2004(平成16)年、業界大手・アイフルへの完全子会社化でした。当時のアイフルの発表によれば、アイフルとワイドそれぞれの持つノウハウを融合させて、さらに発展を目指すための子会社化だったようですが、消費者金融業界を規制する貸金業法の改正もあいまって、結局5年でアイフルが他社へ売却をしてしまいます。

その後、ワイドはスペンタクルと社名を変更して、主に債権回収業を行なっていたといわれています。しかし、今ではそのスペンタクルという社名も貸金業界には存在が無く、既に廃業をしているというのが実態のようです。2006年から2010年ごろにかけて、消費者金融業界は世論の強い批判と法改正の影響で業績悪化する会社が増大し、多くの廃業、吸収合併などによる消滅で姿を消しています。

業界準大手であったワイドも、その波を乗り越えるまでには至らずに、他社への子会社化やそこからの売却、そして消滅という運命を辿ったというところでしょう。そう考えると、今でも営業を続けられている消費者金融各社はその波を越えられるだけの体力やノウハウを持っていた、ということになりますね。

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消費者金融ワイド株式会社は現在どうなっていますか?

何年か前に「ワイド株式会社」という消費者金融があり、それなりの顧客をかかえ営業を行っていました。その後、CMなどでもおなじみの大手消費者金融の傘下に入りましたが、しばらくしてそこも離れました。現在、わかっている最終的な名前は「アペンタクル」ということになっています。

この消費者金融は現在では、新規の貸し付けや増額などは行っておらず、債権の回収、つまり返済のみを行っていることになります。ですので、今でも「ワイド株式会社(アペンタクル)」から返済要求されている人も多いです。ですが、「ワイド株式会社(アペンタクル)」は、当時かなりの高金利で貸し付けを行っていましたので、金利改正後は過払いの請求をされる案件を抱えています。ですが、なかなか過払いに応じてくれず、請求者は行き詰っている場合が多いようです。

消費者金融が名前を変えることはよくあることですが、ワイド株式会社の場合、過払いが始まった時期に商号を変えており、意図的なものを感じるという意見も多いです。といいますのは、過払い請求を行う場合、借りていた時の「ワイド株式会社」の名前で検索しますが、その結果廃業とでましたら、そのまま過払い請求をあきらめる人が多いからです。廃業した金融会社からはお金を取ることができないと考えるからです。ですが、実際はただ名前を変えただけで、「アペンタクル」という金融会社からは、あいかわらず督促が届くことになります。

このように中小の金融会社の中には、金利改正に対応できず、営業を停止せざるを得ないところもたくさんありました。またそれだけでなく過払い請求で莫大なお金を返金しなくてはならず、名前を変えるというような手段を取るところもあるわけです。

ですので、消費者金融などを利用する場合には、借りたままで安心せずに、会社のホームページなどをマメにチェックするなりして、動向をおさえておくことが大切です。少しでもおかしいと感じたら、弁護士などの法律の専門家に相談することも必要です。
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